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photographer

RITSUKO OMORI

大森律子
1971年大阪生まれ
13年間ブライダルカメラマンとして活躍。
2010年マタニティフォト専門スタジオ

大森カメラ店オープン
二人の中学生の母。

 

1999年、息子を身ごもりました。
9ヶ月を過ぎた頃

夫が写真を撮ってくれました。
「大きいお腹だな」と思いました。
無事出産し、

息つく暇もない子育てが始まりました。

2001年、娘を身ごもりました。

9ヶ月を過ぎた頃夫がまた写真を

撮ってくれました。
息子を抱っこしたお腹の大きな私は

とても嬉しそうでした。
無事出産し、

息つく暇もない子育てが始まりました。

夫に撮ってもらったマタニティフォトは

ずっと部屋に飾ってありましたが、
忙し過ぎる毎日に気にもとまりませんでした。

子育て一色の慌ただしい数年が過ぎ

子どもたちは幼稚園に通うようになりました。
ある朝子どもたちを幼稚園に送り届けたあと

一人の部屋でふと自分のマタニティフォトが

目に入りました。

毎日見ていた写真なのに、

涙があふれました。

「この子たち私のお腹の中にいたんだ」
子どもたちの世話に追われ

目の前の小さな命を育むために必死の毎日で

忘れてしまっていたあの時の気持ち。

無事に産まれてくるのか不安だったけど
どんどん大きくなるお腹が愛おしくて、
ただただ会える日が待ち遠しかった。

それがもうこんなに大きく成長し、
ほんの数時間と言えども私の元から巣立ち

元気いっぱいに幼稚園に通ってる。
涙が止まりませんでした。

この出来事から写真が持つ力を体感し、

妊婦さんの写真を撮り始めました。
妊娠中の女性の身体と気持ちを飾ることなく

ありのままに写す。
新しい命の誕生を待ちわびている

ご家族の気持ちを

ありのままに写すことを心がけています。

また生まれた赤ちゃんが成長し

もの心がついた時
「お父さんとお母さんが愛し合ったから

自分が生まれたんだ」と
実感できるような写真を撮りたいと

思っています。

 

そしていつか自分も愛する人と結ばれ

新しい命を育むこと。

そんなことがマタニティフォトから

伝わればいいなと思っています。

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